情報センター研修会報告


 かざぐるまの集いの「子どもを育む地域づくり研修会」が去る11月9日(日)に、真岡市情報センター研修室で開催されました。
 今回の研修会は真岡市に拠点を置く、登校拒否を考える親の自助グループ「かざぐるまの集い」が、1994年に発足し20周年と、同年に日本政府が「子どもの権利に関する条約」を批准してから20周年になることを記念して企画しました。
 まず、同集い世話人代表が20年の歩みを振り返り、11月は児童虐待防止推進月間であり、しつけ・教育に名を借りたパワーハラスメントによって子どもたちが苦しんでいないか問いかけました。
 研修会は元共同通信社記者でフリージャーナリストの横川和夫氏を招き、「大切な忘れもの〜自立への助走〜」と題して、日本の学校教育制度が明治時代にどのように日本に取り入れられたか、学校教育が戦争にどのように利用されたのか、大戦後の教育はどうだったのか、そして、2006年に教育基本法が改正され、教育の目的から人格の育成が失われた現代の教育は、何を目的としているのか? 学歴と知識の量だけを追い求める学力で、人間の価値を判断する現代社会に疑問を投げかけ、現代の教育は何を目的としているのかを講演し、質疑応答の時間を設け、多くの大切なことを学ぶ場となりました。
 08年(H20年)6月8日に起きた秋葉原連続通り魔殺人事件を取り上げ、この事件が単なる特異な事件ではなく、現代の教育に対する社会の過剰ともいえる、学歴・学力に惑わされた病理現象を表わしている。
 このような事件を検証し、教育制度と社会の認識が変わらなければ、再び同様の事件が起こる可能性があるのではないかと、問いかけました。
 最後に、「自助グループこそが様々な問題を解消する力になることを信じています。」と結びました。
 今回の研修会では、子どもたちの日々過ごす場である学校というものが、どのような目的で設置され、時代と共に変化してきたこと知り、人格の育成こそが最も重要であることを学びました。
 当日は、いちごてれびが収録に入りました。1月18日には放映される予定です。

報告者:かざぐるまの集い世話人代表 亀田孝義







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