宿泊体験活動

  市内の小中学校を対象として、豊かな自然の中での長期集団宿泊体験活動を通し、「遊び、学び、鍛える」指標として、人間的ふれあい、自然とのふれあいを深め、心豊かでたくましく生きようとする子どもを育てる。
  • 教師と子どもの人間的ふれあいを深め信頼関係をより確立する。
  • 子どもどうしの相互理解、相互敬愛の心を深める。
  • 地域のお年寄りやボランティア指導者とのふれあいをとおし、敬老の心や感謝の心を育てる。
  • 自然とのふれあいをとおし、感性をみがき情操を豊かにする。
  • 集団活動により連帯感・協調心・自制心・忍耐力等を養う。
  • 主体的な活動により、個性を伸ばし、自立心と創造力を育てる。
  • あらゆる体験活動をとおし、豊かな心と、たくましく生きていくための力を育てる。
 
宿泊区分と日数
区 分 学 年 宿泊日数
小学校 3学年 2泊3日
4学年 3泊4日
6学年 3泊4日
中学校 1学年 4泊5日(3泊4日でも可)
2学年 3泊4日

 

宿泊学習の例(入所から退所まで)

 
1日目
時 間 活動内容
午前 8時00分 学校集合
8時30分 学校発
9時00分

入所式 

  • オリエンテーション
  • 荷物・寝具類準備
10時00分 午前の活動
午後 12時15分 給食(食堂)

13時30分から

16時00分

午後の活動
16時30分 活動打合せ
18時00分 夕食(食堂)
19時00分 班長会議
19時30分 入浴
20時30分 天体観測
22時00分 就寝
 
2日目
時 間 活動内容
午前 6時30分 起床・洗面
7時00分 清掃
7時30分 朝食(食堂)
8時30分 活動準備
9時00分から
12時00分
野外炊飯
午後 12時15分 食事(野外炊事場)
13時30分から
16時00分
午後の活動(片付け)
16時30分 活動打合せ
18時00分 夕食(食堂)
19時00分 班長会議
19時30分 入浴
20時30分 自由歓談
22時00分 就寝
 
3日目
時 間  活動内容
午前 6時30分 起床・洗面
7時00分 清掃
7時30分 朝食(食堂)
8時30分 活動準備
9時00分から
12時00分

午前の活動(4年6年)

  • 荷物・寝具類整理(3年)終了後活動
午後 12時15分 給食(食堂)
13時30分

午後の活動(4年6年)

3年退所式
14時00分 退所(センター発)
16時00分 午後の活動終了
16時30分 活動打合せ
18時00分 夕食(食堂)
19時00分 キャンドルサービス
19時30分 班長会議
20時30分 入浴
22時00分 就寝
 
4日目
時 間 活動内容
午前 6時30分 起床・洗面
7時00分 清掃
7時30分 朝食(食堂)
8時30分 荷物整理
9時30分から
11時00分
午前の活動(4年6年)
11時15分から バイキング給食(食堂)
午後 13時30分 退所式
14時00分 退所(センター発)

  

施設での教育方針

  • ゆとりある計画を立てさせ、思いきり活動させる。
  • 子どもと教師が共に楽しみ,心の底から語り合える場とする。
  • 広い視野で、総合的に物を見たり考えたりする生活に浸らせる。
  • 自由な伸び伸びとした雰囲気の中で、子どもたちを見守る。
  • 自主的、自発的に活動すること自体を目的として認める。

 

教育機能

宿泊を共にする活動
  • 寝食を共にする活動は、人間の結びつきを強くして子ども相互の人間関係を望ましいものとする。
  • 教師と子どもの人間的ふれあいは、子どもを豊かにする。
     
楽しく遊ぶ活動
  • 子どもたちの自主的、自発的、自治的活動で、自己主張や抑制等が訓練され、社会性が身につけられる。
     
自然に親しむ活動
  • 自然現象や様々な生態等の自然の表情にふれ感性が豊かになるとともに、科学的な観察力なども養われる。さらに自然とのかかわり合いの中から自然を大切にする心や敬虔の念が育てられる。
     
心身を鍛える活動
  • 自然の中で身体的活動への興味・関心、知識欲、冒険心、探求心等を刺激し、多面的な野外活動を展開させ、自発性、主体性、創造性を発揮させる。この野外での集団活動は、連帯感や協調心を高め、励まし合いながら最後までやり抜く気力を育てる。
     
文化に学ぶ活動
  • 豊かな人間教育を展開するため、施設周辺の自然や文化産業の中から選択させ、異年齢集団等との交流、交歓等も図りながら様々な創作活動や文化活動を展開させ、豊かな情操と個性的な創造力を身につけさせる。

教育課程との関連
  • 「自然教室」は、児童生徒を中心とする学校教育の総見直しの過程から生まれた、文部省補助事業の「集団宿泊指導」、「野外活動」を含む「移動教室」として昭和59年度に発足した。自然環境の中に教室を移動して、各教科・道徳・特別活動の全領域にわたる教育活動を行い、今の教育課題に対応しうる総合教育活動である。
  • 本市内小・中学校の当施設を利用しての活動も、開設時の昭和60年度から文部省の「自然教室推進事業」の対象として今日にいたっている。(現在文部科学省の「自然教育推進事業」は実施されていない。)市内の小・中学校が当施設で実施する自然教室は学校教育の一環として教育課程に位置づけ、学年を対象、全員参加を原則としている。この際活動のねらいや内容によって、総合的な学習の時間や特別活動等に各学校で適切な位置づけをして実施している。

 

老人研修センター

  • 自然教育センターには、老人研修センターが併設されており、高齢者の教養の向上、健康の増進およびレクリエーション等、生きがいと健康づくりの拠点として、高齢者研修を実施している。
  • 市内にある高齢者団体を20のグループに分け、各グループともそれぞれ年5回(合計100回)、スポーツ・健康増進活動・創作活動・教養講座等を実施し、生涯を通じる学習機会の確保、健康づくりの支援強化等、介護予防の観点からも大きな成果を上げている。
  • また、小・中学生と高齢者が一緒にする「ふれあい活動」を行い、「世代間交流」・「地域福祉の推進」という点でも大きな役割を果たしている。